迷ったときは「大変な方」を選ぶ
どの道を行く?
みどりさんの記事を読んで、ふと我が身を振り返りました。
自分自身も今年(というか今月初めに)大きな決断をしたので、「迷ったら幸せな方を」という言葉が胸に沁みました
思い出すセリフ
迷ったときに思い出す小説の中の一節があります。以下、少し長いですが。
「どっちを選んでいいか分らないときは、自分がやるべきほうを選んでおくんだ。そういうときはどっちを選んでも必ずあとで後悔する。同じ後悔するなら、少しでも軽いほうがいいだろ」
「うん」
「やるべきことを選んでおけば、やるべきひとを放棄しなかったぶんだけ、後悔が軽くてすむ」
「うん・・・」
ご存知の方も多いかと思いますが、小野不由美さんの十二国記シリーズの中のセリフです。中学生時代に読んで「ガツーーンッ」とやられました。
十二国記については簡単にまとめることのできないくらい壮大な話なので、あらすじは割愛しますが(参考:)上記のセリフが出てくる話については「普通の女子高校生だった主人公(中嶋陽子)が、突然異世界に連れて行かれ、その世界の一つの国の王になるまでの過程を描いた物語です。最終的に異世界で王になって国を治めるか、これまでに関わったたくさんの人に迷惑をかけても元の世界に帰って生きるか、という選択を迫られます。その場面でのセリフです。
コイントスでも決められないとき
当ブログ、現在不動のNO1記事である「人生の岐路レベルで迷った時でもスパッと解決できる方法」ですが、これは強制的に自分の本心を炙り出す方法だと思います。
コイントスの結果を見た瞬間の自分の感情の動き=本心でもって決断を下すわけです。しかし、まれに「どちらの面が出ても同じくらいモヤモヤする」場合もあります。こういったときって
- そもそもどちらを選んでも大差がない(一長一短である)
- まだ決断するべき時期ではない
- 決断したことを実行するのが面倒
なのだと思います。ですので、どうしてもその時に決断する必要がある場合はコイントスでも何でもして選んじゃってOKというのが持論なのですが、「何が幸せなのかよくわからない場合」「どちらを選んでも違った幸せが得られる気がする」と感じてしまうときは、上で引用したセリフを思い出します。
怠けもので放っておくとすぐに楽な道へ流されてしまう自分の場合は「迷ったら、なるべく大変な方を選ぶ」ようにしています。大変=理不尽ではなくて、自分自身の努力や勇気、チャレンジが必要とされる選択肢、やるべきことがある場合はそちらを選ぶようにしておくと後悔が減る気がします。(引用にも書かれているように)少なくとも「投げ出さなかった」「挑戦しようとした」という実績は残るからです。この挑戦には「今いる場所から逃げること」も含まれます。何かを漫然と続けることよりも、断ち切ることの方が困難や勇気を要することはよくあることだからです。
選んだ選択肢を後悔しないために
Mission Accomplished - ALS Ice Bucket Challenge / Anthony Quintano
………頑張ろうと思います!とりあえず来年度に向けての各種勉強を急ピッチで進めていきます(笑)!!
みなさんが今年した大きな決断はありますか?決断する時にどんな風に考えましたか?