本をプレゼントするときに気を付けること
先日、友人の誕生日プレゼントに本を探しているという話をしました。
▼こちらの記事
普段と違った目的で本屋さんをうろうろするのはすごく楽しかったのですが、感想はただひとつ。
これ、大変っ!!!
学生時代は本のプレゼントをよくしていたので油断してました!……考えてみたら、学生時代の本好きな友人へのプレゼントはお互いの蔵書や好みの傾向など把握している分rラクだったんですね、、、今回は相手の好みは何となく分かっていても、蔵書までは不明(=かぶるリスク高)という状況だったので、戸惑いMAXでした。
友人のプロフィール(やや脚色あり)
①好きな作家は東野圭吾、湊かなえ、林真理子らへんだけど最近読んでない。
②趣味は旅行、食べ歩き
③ドラマや映画をよく観る、アクティブ
④最近仕事が忙しくてお疲れ気味
そして美人です。
別の友人たちと一緒に『癒しの時間』をテーマにそれぞれがプレゼントを選ぼう!ということになり、紅茶+お菓子+ミニ観葉植物+本(かおる先生担当)という組み合わせで完璧な布陣が組まれたのです。ほかの友人たちの準備はばっちり、さあどうする
戦略は2パターンあると思うんですよね。
①友人の好みの路線で選ぶ
②普段読まないような本だけど、あえてそこから選ぶ
それぞれ実際に選択に迷った本も加えて解説してみます。
①友人の好きそうな本を選ぶ
相手の好みがある程度分かっている場合は、それに沿って選ぶと大きくハズレないと思います。ただここには落とし穴があります。つまり①すでに持っている。②好みのものほど地雷が潜んでいることがある。可能性があるからです。このうち、①はいわずもがなですが、意外に油断できないのが②。そもそも『好き』であればあるほど、その好みのジャンルについてはうるさいのが人のサガです。なので、「ガンダムが好きだから、なにかガンダムの~」とか「歴史好きだから、歴史もの~」とかやってしまうのは、危険です。どれくらい危険かというと、福岡人に「東京のおみやげ~」と銘菓ひよこ饅頭を渡すくらい危険です。生半可な知識しかない場合は、避けておいたほうが命のためでしょう。
かおる先生が考えたのは、以前この友人に「ワカコ酒」「きのう何食べた?」を勧めたときに、(お世辞かもだけど)面白かった!!と言ってもらえたこと。なので、この路線でのお勧めを渡す、というもの。
▼こちらも以前にまとめました!(宣伝)
この中のものから選ぶのも良いし、食べ歩きも好きで最近お疲れ気味な友人(自炊する気力はゼロと思われる)にはこれが良いんじゃないかな~と思ったり。
都会に住むそれぞれ境遇の違う女子たち。それぞれ悩みはあるけど、ときにはひとりで、ときにはみんなで集まっていつもと違った朝食を食べに行く。それだけで、少し前を向ける……という感じの漫画なので良いのではないかと!ただ、持ってるかもしれないしな~~~という一抹の不安はぬぐえません。
②普段読まなさそうな本だけど、あえて勧める
難易度は高いですが、ヒットした時の破壊力は段違い。かおる先生も以前まったく興味なかったジャンルの小説を「絶対良いから!!だまされたと思って読んで」と熱心に布教おすすめされ、見事に沼に引き摺り込まれたことがあります。ただ、これはさじ加減を間違うと相手にとっても負担となってしまいます。そういう意味も含めて難易度が高いのです……選ぶとしたら、この辺など
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ミニマリスト向け絵本「おくりものはナンニモナイ」の感想 - 魔法使いのシンプルライフ
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で、結局どうしたのか??
迷いに迷い、本棚の間をぐるぐる回りすぎて、あやうくバターになるところでした。最終的にはこちらにしました。
じゃーん
本の紹介はこちら
本書はAmazon総合ランキング1位、オリコン写真集ランキングにて、2013年下半期2位、2014年上半期1位を獲得したを獲得し、旅行書、写真集としては異例のヒットとなった書籍「死ぬまでに行きたい! 世界の絶景」の続編になります。
●全国47都道府県の絶景を厳選
読者から要望の多かった“日本の絶景"をテーマに、25万枚を超える膨大な写真の中から60枚を厳選。
「あした、どこ行こう?」を合言葉として、実際に行ける絶景を集めました。もちろん、前回で好評だった
絶景までの行き方や予算を記したガイド付き。写真集として楽しんで、実用書として活用できる構成になっています。
写真集って、なかなか自分では買わないし。本のサイズも小さめでした(写真集によくある分厚いタイプではなく)、写真が綺麗なので見ていてときめきますし、日本が舞台の絶景なので旅好きの友人には良いのではない、、、かと。正直最後は「えいやっ!」と決断しました。ヒットポイントが黄色表示になったかおる先生に
「わああぁ、ありがとーーー!このひとのfacebook見て良いなあと思ってたけど、本までは持ってなかったんだよね~~」
と言ってくれた友人は女神だと思います。良かったーーーー
本をプレゼントにしよう!と思ったときの参考になれば幸いです♡
それでは今日もここまで読んでいただきありがとうございます!アデューです。
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