人生に影響を与えた1冊
エリサさんの素敵な企画【質問】3冊の本で自分を表すなら? - 魔法使いのシンプルライフの締め切り期間をうっかり過ぎてしまい、うぐぐぐ、、、となってるかおる先生です。皆さんの記事を眺めて楽しんで傷心を癒します。と、思ったら<今週のお題>も本に関するものだったので、今日はこちらについて書いてみます。
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
最初に率直な感想を述べるなら、多すぎて決められないっ!!
……でしょうか。
だってだって、日々読む本はどうしたって自分自身に影響を与えます。本を読み始めた幼少期、学生時代、受験生時代、現在……どれだけの本に触れ、どれだけの栄養をそこから得たことか!考えれば考えるほど迷路に迷い込みそうなので、ここはひとつ人生に『物理的な』影響を与えた本、ということで選んでみました。
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
- 作者: カレン・キングストン,田村明子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/04
- メディア: 文庫
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はい、断捨離本の元祖?とも言える本ですが、掃除や片付け、整理整頓を扱った本ではなくて『風水』の本。『住んでいる場所が、その人自身を表す』という思想で、それまで風水といえば、「黄色いものは金運が上がる」くらいの知識しかなかった自分からすると目から鱗でした。
出会って読んだのは大学入学の頃だったかな?急激な環境の変化についていけずに、救いを求めるようにこの手の本を読みあさっている中で出会いました。この本を読んで1番変わったのは荷物の量です。まさしく「物理的」にものが減りました。本を読んでいる最中に、何度も中断してはゴミ袋に次々と私物を放り込む。やめられない止まらないとはこのこと。どんどん捨てていく中で、自分の迷いやこだわり、自信のなさが浮かび上がってきて、それを整理するように最終的には数十袋のゴミを出しました。いまから考えても、完全な『捨てハイ』の状態だったと思います。取り付かれたように物を捨てる娘にちょっと引いていた両親に、「これ…読んで」と布教。まんまと家族中に伝染させることに成功したことも含めていい思い出です。
自分のいる環境、持っているものにそのときの自分自身が表れるという思想はその後も自分の芯になっている気がします。わくわくする小説も、泣けるほどうつくしい詩集も、息をのんだ漫画も、人生で一番読み込んだ参考書もあります。その時々の本との出会いが確実に自分の人生に影響を与えているのをひしひしと感じます。これから何冊の本と出会えるでしょう?素直な開いた心で本を読み、そして何歳になってもどんどん影響を受けたいな、そう思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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