自分との約束を破っていると闇堕ちする件②
▼前回の続きです。
自信の残高不足
Injured Piggy Bank WIth Crutches / kenteegardin
例えば「明日は30分早く起きよう」と思うこと。「来週こそはこの仕事に手を付けよう」と決心すること。はたまた「この映画は絶対観に行こう」とわくわくすること。これは全部=自分との約束、です。
- 何かをしようと思う。
- 何かをしたいと思う。
- 何かをしなきゃと思う。
意識しているつもりは全くない、こういう小さな約束を日々無数に私たちは自分自身と取り交わしています。
- これは明日しよう
- 今度こそ〇〇するぞ
- いい加減やらないと……
他の人との約束や、仕事上の締め切りは守っても、自分との約束は後回しにしてしまいがちです。なぜなら自分との約束を破っても、すぐに困ることはないからです。(面倒さもあるし優先順位も低いし)
自分に対する信頼と書いて、自信と読む
「今度飲みに行きましょう」「あとでメールしますよ」「次にこれ貸しますね」その場の会話で出てきた小さな小さな約束を、こちらが忘れるくらいなのにちゃんと忘れずに守ってくれる人って、がぜん信頼度&好感度上がりません?自分自身が粗忽ものなので、余計にこういった気遣いはすごいな~と尊敬します。大切に扱われているような気がして嬉しいですよね。ここまでの理屈がブーメランのように返す刀で突きつけられますよ。
君は自分にどんな扱いをしているんだ?
ってね。
本当だったら一番大事にしたっていいくらいの自分との約束を、実は一番ないがしろ&後回しにしてはいないかい?ということです。すごく耳が痛い。
- 待ち合わせにいつも遅れてくる人
- やると言うばかりで全然やってくれない人
- 借りたものを中々返さない人
- いつも後回しにする人
もし自分がこういう扱いを受けたら、「あー、この人私のこと全然大事じゃないんだ」「どうでもいいから適当に扱ってるな」て思います。良く思われたい人、大事な人に対しては多少なりとも頑張って日ごろのズボラさを取り繕おうとするものなので、こういった扱いをされるってことは当人自身の問題であると同時に、その人にとっての自分の価値がその程度なんだなーだと思います。そして当然、その人に対する行為も信頼度もダダ下がっていくわけです(笑)
何より怖いのは、人に対してはこんなことしない人であっても、自分にはやりがちだってことです。知らないうちに自分のことをないがしろにして、知らないうちに自分への信頼残高が減っていってしまう。そうなってくると何をやっても「どうせあの人がやることだし」って目で見てしまってうまくいかなくなる……自分との約束は無意識のうちに自分と取り交わしている契約です。きちんと守っていれば利益がそこから生まれるけれど、ないがしろにしていたらもれなく信頼口座・自信口座からざくざくと引き落としがされていきますよーってことだと思います。
まとまりませんが、今日はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございます♡