マルチタスク禁止令
良くないとわかっているのに、ついついやってしまうこと。
High-Octane Villain / JD Hancock
わかってはいるんです。一見効率良く進められそうでいて、実際はそうでないこと。
むしろ集中力が散漫になって疲れてしまうってことも。
でもついつい気が付くと……
パソコンのディスプレイにいくつも開かれたウィンドウ。その中のタブもたくさん開かれています。さらに手元でiphoneを見ながら操作……果たしていくつの作業を同時に進めているでしょう。
マルチタスクの罠
マルチタスクの弊害については良く話題に上っています。同時にいくつもの作業を並行することで無駄な時間をカットすることができて、一見とても効率的。「~~しながら〇〇する」のはとても当たり前の光景です。特に女性は、家事をしながら&TVを見ながら&電話でおしゃべりする、くらいのことは良くやってのけていると思うんです。時短時短~~♫と思ってましたが、実際の結果は真逆。むしろマルチタスクして良いことが一つもないという残念な結果のようです。こちらの記事に詳しいです。
ざっくり記事の内容をまとめると
そもそも人間の脳はマルチタスク(複数の作業を同時にすること)に向いていない。そのため無理にマルチタスクをしていると悪影響がどんどこ出てくる。
- 精神的な疲労がたまり、IQ・記憶力が低下する
- ミスが連発される
- 創造性が低下する
- 周囲との人間関係が悪化する
- 食べ過ぎる
- ストレスホルモンの値が上昇する
などなど……
そもそも2つ以上同時に何かをしているときも、実際に脳は同時に処理しているのではなく『瞬時に切り替え』ているだけなのだそう。なので、切り替えに使う分のエネルギーはそのまま浪費されていることになってしまう。怖っ!
シングルタスクを意識する
以前に「おばあちゃんメソッド」について記事を書きました。
考えたら、これが究極のシングルタスクですよね。ひとつ始めたことはきちんと終わらせてから次のことに取り掛かる。刺激にあふれた今の環境の中では、意識していないとあっという間に波にさらわれてしまいます。一体何度最初の目的を忘れてネットの海を遭難することになったことか……この記事を書こうとする前も、ネットとエクセルとpワーポイントと動画とを同時に画面で展開して頭がぐるぐるなっていたところでした。明らかに脳の少ないメモリが足りなくなってます。危ない危ない。そんなわけで自戒も込めて予防策を
- パソコンのタブを沢山開きすぎない
- 動画とネットを同時に観ない
- Todoリストを書き出して、リストに沿って順番に作業をする
- iphoneを見ながらネットをしない
一度にやることを減らして、こうレーザーのように100%そこに意識を集中したいな~とつくづく思います。今この瞬間にやると決めたこと以外を削ぎ落として、集中することってミニマリズムとも通じるような気がします。ブログを書くときも、何かを調べながら~読みながら~と脱線せずに書けるようになりたいな、と思いました。