修羅の国のミニマリスト

かおる先生のゆるふわ診察室

自分にこそ、おもてなしが必要。

空模様がちょっぴり怪しい九州地方。いいかげん梅雨明けはまだですか、実は既に明けてるんじゃないか疑惑が濃厚です(笑)毎日同じフレーズを繰り返すこっちの身にもなって欲しいもんです。熱中症の方、増えてますよ。ほんと他人事じゃないので、くれぐれもご用心を。

「ごっこ遊び」という贅沢

emiさんのこちらの記事を読んで、良いなあ〜と思いました。


特に良いなあと思ったのが「家カフェという遊び」という部分。この手の「ごっこ遊び」かおる先生も大好きですーー……。何気なく普段食べてるご飯もおやつも、きれいに盛り付けして飲み物もお気に入りのものによそって、何ならBGMも流したりして。その瞬間をデザインする、自分好みにカスタムする、そしてそれを十二分に楽しめるってのは、人生楽しむ上でものすごく役立つスキルだと思います。昔読んだ小説だったかな?『男の子はミニカーを買ってもらったら、次もミニカーを欲しがる。同じミニカーをいくつも集めたがる(もちろん車種は違うけど) 。女の子は人形を買ってもらったら、次は人形の洋服、次はお部屋、と世界観を構築しようとする、』と男女の違いについて書かれていて、妙に納得したの覚えています。家カフェ遊びも、スタバでドヤ顔Macも「お姫様ごっこ」の変形だと思います。「◯◯な空間」で「◯◯」して過ごす「◯◯な自分」(伏せ字にすると途端にいかがわしいくなりますが(笑)) なりきることで楽しいし、馬鹿らしいようで気分アガリマス。

それ、相手が大切な人でもやりますか?

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忙しいかったり、一人だったり、何より疲れてたら……何よりも手間を省きたいですよね?自炊する余裕なんてあるわけないし、ラーメンを作るのすら面倒。コンビニでお弁当買えたら上出来……そもそも、座ってご飯食べれるだけでもマシ、、、みたいな。そこまで極端じゃなくても、心や時間に余裕がないと「無駄」を省こうとします。当たり前です。でも、この「無駄を省いた」状態が長く続くとどうなるか……かおる先生の実感として言うと。
心が、めっちゃ荒んでくるんですよねー 
表面的なコスパだけ考えたら、何の問題もないはずなんですけど。でも、例えば、ホテルとか料亭とかいわゆる「ホスピタリティ」って結局のところこの「無駄」の部分に力を注いでいるわけなんですよ。なので、この領域の無駄を省き続けるのって「自分にはそれだけの手をかける価値がない」って、自分で自分をdisり続けることになりかねない。そりゃあ自己評価下がりますよね。目の前に自分の尊敬する人とか憧れの人とか大事な人がいたとして、その菓子パン、そのお弁当、そのスナック菓子、そのまま出しますか?って話です。大事な人だったら、せめて器に入れ替えるし、飲み物もペットボトルのままじゃなくて、グラスに移し替えますよね?深く考えなくても、礼儀としてそうする人の方が多いと思います。「面倒だなー」とか「なんでこんな無駄なことしなきゃなんないんだろ」とか、あんまり思わないんじゃないかな? 自分にとって大事な相手だったら。だからせめて、自分にだって最低限の礼儀を払ってあげて下さい。おもてなし、してあげて下さい。大事な人にするのと同じように。本当に省いたほうがいい無駄なのか、削ってしまうと長期的に自分が貧しくなる「無駄」なのか。見分けるのは難しいけど、大事なことだよなーと思いました。ものを減らすこと、お気に入りの物の比率を上げること、苦手な人との不毛な付き合いを減らすこと、大事な人とたくさんの時間を過ごすこと。全部につながることなんじゃないかなー。もし、あなたがめっちゃくちゃに忙しかったり大変だったりして「はぁっ⁉︎」て逆ギレしたくなるステータス状態だったら、逆にチャンスだと思う。だって、そんだけ大変な状態なのに「わざわざ」「面倒な」「もてなしをする」だけの価値が自分にはある!ってボーナスポイント付きで自己評価上がりますもん。

とりあえず、かおる先生はペットボトルの直飲みをやめてみました。コースター敷いて、グラスで飲む!面倒だけど‼︎(笑)余裕があるときはなるべくそうすることにしてみます。

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