スライスする幸せ
一切れずつ
メリークリスマス!気づけばクリスマスイブを迎えています。びっくり。子供のころはあんなに指折り数えて待っていたのになあ……
毎日楽しめるXmas
Patisserie Acacier / Norio.NAKAYAMA
昨年あたりからチラホラあちこちで見かけていたシュトーレン。今年はさらに市民権を得たのか、色々なパン屋さんやケーキ屋さんで売られているのを見かけました。このシュトーレン、ウィキペディアによるとドイツ由来のお菓子のよう
シュトレン(独:Stollen)は、ドイツの菓子パン。ドイツとオランダでは伝統的にクリスマスに摂取される食品で、(中略)生地にはドライフルーツやナッツが練りこまれており、表面には砂糖がまぶされている。ドイツではクリスマスを待つアドベントの間、少しずつスライスして食べる習慣がある。フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていくため、「今日よりも明日、明日よりもあさってと、クリスマス当日がだんだん待ち遠しくなる」とされる。シュトレン - Wikipedia
ふむふむ。確かにドライフルーツたっぷり入っていますし、保存がききそうですものね。ここまで読んで納得しましたが、次の段落にめっちゃ意外な情報が。
日本ではじめて製造・販売したのは福岡の千鳥饅頭総本舗だと言われている。
千鳥饅頭 / chidorian
なんだってΣ(・ω・ノ)ノ!?
県外の方は全くご存じないかと思いますが、千鳥饅頭といえば地元ではひよこ饅頭と並ぶ二大巨頭のお菓子!まさかそんなハイカラな……??と疑いつつ本家本元のホームページを見たところ
それは1969年の冬のこと。
一人の饅頭屋の倅がドイツから持ち帰ったレシピから、
日本はじめてのシュトーレンが焼きあがりました。
それは1630年から南蛮菓子を作り続けてきた千鳥屋の、新しい試みでした。
なんと40年前から秘伝の製法で作り続けているそう。全く知りませんでした。
朝のおめざに
Homemade Stollen / pavlinajane
残念ながら今年のクリスマスは当直なので、夜にお祝いすることができず(´・ω・`)代わりに購入していたシュトーレンを朝ごはん代わりにいただいて出勤しました。甘くてスパイシーで、どっしりしていて薄ーく切ったのにすごい満足感。珈琲とも紅茶とも会いそうなお味です。まだまだ残っているのでクリスマスが終わっても楽しめちゃいそうです(笑)
今回のシュトーレンは、こちらで購入
博多駅前で開催されているクリスマスマーケット。イルミネーションの中、パンやお肉、ホットワイン、クリスマスグッズのお店などなどが立ち並んですごい賑わいでした。この季節としては破格に暖かいのでなおさらたくさんの人でにぎわってましたよ。
しかし、シュトーレンにまつわる新事実を 知ってしまったので来年は千鳥饅頭で購入しようかと目論んでいます(笑)
▼手作りレシピもこんなに。作れる人はすごいなあ
皆さんも素敵なクリスマスをお過ごしくださいませ(^▽^)/