修羅の国のミニマリスト

かおる先生のゆるふわ診察室

初心者のための万年筆選び5つのポイント

シルバーウィークも終わり、日常生活が戻ってきました。あわあわとしながらも過ごす日々なのですが、お休み前とはなんだか違った感じです。たった数日旅に出ただけでも自分の中身が入れ替わっているのを感じます。面白い。

旅行に出ていて気づかなかったのですが、昨日9月23日は「万年筆の日」だったそうですね。


Nibs / Gronkca

 

1809年9月23日にイギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが万年筆を発明して特許を取得したことから、この日が万年筆の日とされています。当時としてはかなり画期的な発明で、「fountain pen」=泉のペンや、「stylographic pen 」=鉛筆画法のペンと呼ばれていたそうです。

 

「万年筆」という響きだけで何故かうっとりしてしまいます。格好良い大人のイメージがあるからかな?インクをするするさらさらと書き綴る様子に憧れるんですよね……手軽に書けるボールペンや水性ペンと違って手入れがいるところ、ずぼらなかおる先生に取り扱えるかどうかが気になるところではあるのですが……

以前に購入した200円のお手軽万年筆は快適に使えていて、インクもなくなりそう。不自由はないのですが、そろそろ次のステップの万年筆へ買い替えをしたいな~と思うようになってきました。

▼こちらの記事

shuramini.hatenablog.com

初心者のための万年筆選び5つのポイント

200円のPreppyでも十分楽しめましたが、今度はもう少し「万年筆っぽい万年筆」が欲しくなってきてしまいました。しかし分かってはいたものの「万年筆ワールド」の幅広さ奥深さにくらくらしたので、自分のわかる範囲で調べてみた結果をまとめてみました。THE初心者のかおる先生が選ぶにあたって検討したポイントは↓の5つです。

  1. 書きやすさ
  2. ペン先の太さ
  3. ペン先の材質
  4. インクの補充形式
  5. 価格帯

順番に説明していきますね。 

1.書きやすさ
いくら格好良くても書きやすがなければ、使わなくなってしまいます。それじゃあもったいないです。万年筆のメーカーは国内・海外たくさんあるけれど、基本的に海外のメーカーはアルファベットを書くために作られてる(はず)画数の多い漢字を書くことを前提に設計されてる国内メーカーの方が慣れてない初心者のかおる先生には書きやすそうな印象です。

2.ペン先の太さ
普通のペンと同じように万年筆にも線の太さがあるそうです。B(太字)、M(中字)、MF(中細)、F(細)、EF(細)、などなど。その中から用途や好みに応じて選べば良いよう。かおる先生の用途は、手帳やカルテに書くのに使いたい。そして、文字が小さい方なので、なるべく潰れないように細めが良さそう。F(細)~EF(極細)かな?

3.ペン先の材質
万年筆といえば、あの特徴的なペン先!金色だったり銀色だったりするペン先の色ですが、あれって素材の色で違ってるんだそうです。単なるおしゃれじゃなかったんだ……しかも、ペン先の素材によって書き心地が違ってくるそうです。ステンレス製(銀色)はカリカリした書き心地、金製(金色)は14金・18金・21金製と純度が高くなるにつれてしなやかさが増すそう。しかも金ペンは書き手のクセを吸収してくれるので、長く使うほどに書きやすくなるとか。なにそれ素敵!万年筆らしさが味わいたいので、金ペンがいいな。

4.インクの補充形式
万年筆といえば、インク瓶にペン先を浸しているイメージで正直めっちゃ憧れるのですが、ずぼらかつ不器用な身としてはちょっと敷居が高い……ぜったいガッシャーンとかやりそう。しかし救いの手が!カートリッジ式=インクカートリッジを装着するタイプ、でも『コンバーター』なるアイテムを使えば、吸取式と同じように色々なインクを楽しめるらしいです!どうやって使うのかいまいち分かりませんが、とりあえずカートリッジ式で!

5.価格帯
200円~上は天井知らずの幅広い価格帯の万年筆ワールド。入門編の1000円台の万年筆(Kakunoとかもっとお安いPreppyとか)の次の段階の「万年筆っぽい万年筆」さらに、上の1~4での条件を満たすものだと、大体1万円前後の価格帯が中心になりそう。

最終的に……

国産で、太さは細~極細、ペン先の素材は金、カートリッジ式で、10000円くらいのもの!

という結論に至りました(ぜいぜい)
この条件を満たす万年筆もかなりあって非常に悩ましかったのですが、えいやっと3種類選んでみました。国産の各メーカーから1本ずつ!という縛りで。選んでみた結果がこちら。

1.プラチナ万年筆 #3776センチュリー

プラチナ万年筆/Century

 

 いま使っているPreppyと同じメーカーの万年筆。「スリップシール機構」というのがあって、長い時間キャップを開けなくてもインクの乾燥を防ぐことができるそう。色は黒やボルドー、蒔絵タイプなんかもあって多種多彩。スケルトン素材が素敵。#3776って富士山の標高3776mにちなんでいるそう。

 

2.PILOT カスタム74

カスタム 74 | 筆記具 | 万年筆 | 万年筆 | 製品情報 | PILOT

 

 王道の万年筆!ていう感じのテイスト。ペン先の種類も豊富。

 

3.SAILOR プロフェッショナルギア

プロフェッショナルギア | セーラー万年筆 |公式ウェブサイト

 

セーラー万年筆 万年筆 プロフェッショナルギア銀 中字 11-2037-420 ブラック

セーラー万年筆 万年筆 プロフェッショナルギア銀 中字 11-2037-420 ブラック

 

 予算はオーバーするけれどペン先が21金のタイプのものもある。むむむ

プロフィット21金 万年筆 | セーラー万年筆 |公式ウェブサイト

 

セーラー万年筆 万年筆 プロフィット21 細字 11-2021-220 ブラック

セーラー万年筆 万年筆 プロフィット21 細字 11-2021-220 ブラック

 

こんな感じで悩みに悩んでおります。

最終的には実際に書いてみないことには分からないので、近い休日に万年筆探しの旅に出たいなと思ってます。万年筆にお詳しい方、アドバイスいただければ泣いて喜びます……

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